2004年7月29日木曜日

【今日の読書】理科系の作文技術/木下是雄/中公新書

 ビジネスに必要な簡にして要を得た文章を書くためのHow to本の走りです。こと理系に属し、論文を書く人にとってはバイブルと言われる有名な本です。
 新書としては異例の改訂も行ないながら、既に20年以上に渡り50万部以上も売れています。

 理系の文書と一口に言ってもいろいろあるわけですが、本書では特に論文に力点を置いています。曰く、美文は不要であり、文からは極力装飾を除け。複文、重文を使わず短かい単文を使え。結論・トピックを先に出すように心掛けよ、等々。読みやすい論文を書くに当って心に留めるべき技術がたくさん紹介されています。

 改訂されたと言っても原著が20年以上も前なので、手書が前提です。従ってパソコンを使ったプレゼンテーション等の技術については触れられていません。それが多少残念に思ったのですが、この本を読んで内容を理解した人ならば、パソコンを使った文書の作成に、紹介されたテクニックを応用するのは簡単でしょう。

 自分も卒論を書く前にこの本を読んでいれば、と思わずにはいられません。


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