2004年7月27日火曜日

PIMとXML

 Mobile Newsにある携帯電脳日記の2004年7月26日に、山田さんが

 PIMで言えば,大雑把なPIMが好みだ。本当は,スケジュール,アドレス,ToDo,メモ帳といった区別がない方がいい。とりあえず,要件を入力し,複数のタグをつけて,必要だったら日付で予定をあらわし,ToDoのフラグをチェックしてしまえばいい。アドレスさえも,新規で人名を入力し,必要だったらふりがなや住所を入力する(ただし,そういったソフトウェアだと,PCとの同期は難しいだろう。私が知っているのはPC用のソフトウェアだけだ)。

と書いていたのを読んで思ったのですが、こういう大雑把なPIMってXMLを使えば簡単なんじゃないでしょうか。それもユーザがXMLの書式を知っている必要はなくて、[ToDo]だの[ADDRESS]だのというタグをPIMソフトウェアで定義してユーザはそれを使う。んで、内部でそのタグをXMLに変換して、データは常に行指向のバイトストリーム(プレーンテキスト)として保存する。

 この方法ならパソコンとの同期も簡単じゃないかな、と思います(現在膾炙しているPalm DesktopやOutlookと同期するのは簡単ではありません)。極端な話データファイルが行指向のバイトストリームで意味付けの仕方がXMLならば、パソコン側に特殊なPIMを用意しないでも大丈夫という人もしるでしょう。適当に<schedule date="*">とかいうタグがある行をgrepで探せば良いわけです。

 駄目ですかね。

追記

 山田さんが言う「大雑把なPIM」って平面的なデータ構造になると思うんだけれど、そういう平面的なデータを互いにハイパーリンクするシステムって、超漢字実身/仮身そのものですね。



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