2004年10月1日金曜日

心理テストと叙述トリック

 takesuのblogに心理テストサイトへのリンクがあったので、1つやってみました。しかしこういう心理テストって、判定する題目に対して素直な質問文が多いですね。質問と、その回答(4択なりの)を読めば「ああ、この選択肢を選べば、こういう結果になるだろうな」という予測が簡単にできる、という事です。
 当然回答者は質問文そのものの影響からは逃れられない訳で、虚心坦懐に心理テストを受けるのが意外に難しいのかもしれません(質問と選択肢から、ある程度結果が予測できてしまうならば、自分の望む結果をある程度の範囲内で得る事が可能です)。

 その「予測」を防ぐ方法として、ここは1つ、心理テストにも叙述トリックを導入するというのはどうでしょうか。例えば「職業判断心理テスト」という題目で、それらしい質問と選択肢を提示します。にもかかわらず「結果」には「実はこのテストは職業判断ではなく恋愛傾向の心理テストでした」と書いて、恋愛傾向に関する診断結果を表示させるのです。こうすれば、結果的に回答者は虚心坦懐に回答した事になります。



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