2005年2月4日金曜日

【今日の読書】ポオ小説全集4/エドガー・アラン・ポオ/創元推理文庫

 ポオ小説全集最後の巻です。前巻に続き幾つかの探偵小説が収録されています。一番有名な作品は「盗まれた手紙」でしょうか。これは幼稚ではあるものの、心理的トリックを用いた作品の先駆として傑出した作品です。
 探偵小説以外では「アルンハイムの地所」「ランダーの別荘」のような絵的な作品が目立ちます。
 また「×だらけの社説」や「ミイラとの論争」のようにユニークな作品もあり、ポオのアイディアが如何に広汎なものだったかが分かる短編集です。


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