2007年2月22日木曜日

ThinkPad X60の設定、その2

 『買ってしまいました。』に続き、ThinkPad X60 1709-M6J(以降X60)の環境構築です。

 友人から外付けCD-R/DVD-ROMドライブを借りたのでKNOPPIXをCD起動し、GPartedを使ってWindowsが占めるNTFS領域の縮退を行ないます(事前にWindowsでデフラグを何度か行なって断片化したファイルを減らしておく必要があります)。bootプロンプトで何もオプションを与えずに、KNOPPIXの起動したら"knoppix file system not found"といったメッセージが出て起動に失敗したのですが、再度CDブートして今度はbootプロンプトにdebugオプションを与えて起動したら、すんなりと起動してくれました。謎です。

 70GbyteだったNTFS領域を20Gbyteに縮め、Linux用の空き領域を作ります。GPartedで見ると、HDDの末尾10GbyteにはFAT32の領域が見えました。これがD2Dのリカバリ用データですね。MBRにLinux用のブートローダ(grub/lilo)をインストールすると、どのみちD2Dは機能しなくなるようなのでので、必要ないと思うならばこの領域は削除しても構わないでしょう。MBRを修復してD2Dを復活させることもできそうなので、僕は念のため残しておきました。

 KNOPPIXを終了し、再度Windowsを起動します。この時ブルースクリーンになりchkdiskが走ります。これも問題なく終わり、Windowsが起動します。とりあえず異常は見あたりません。ここでも念のためデフラグを行なっておきます。

 これでLinuxをインストールする準備が整いました。さて、どのディストリビューションをインストールしましょう。今までのメインマシンであるデスクトップではDebian GNU/Linux(sarge)でした。Debianにするとして、リリース直前のフリーズ状態にあるetchにするか、sidにするか、あるいはetchリリース後も1年間はメンテナンスされるsargeにするか。HDDがSATAである事を考えると、カーネルはある程度新しい方が良さそうです。いっその事、マシンパワーに物を言わせてコンパイルベースのパッケージシステムを持つディストリビューションであるgentooにしましょうか。それとも業務で使っているRHELとの親和性を鑑みてFedoraやCentOSにするか。

 と、悩んでばかりいても仕方ないので手慣れたDebianという事にして。リリース間近かのetchを、とりあえずインストールしてみる事にします。しかし気になるのはSATAと無線LANです。to be coutinue.



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