2014年7月18日金曜日

D&D5版 Basic Rules を読む 13

D&D5版のBasic Rulesダウンロードページ

「Appendix: Conditions」を読んで行きましょう。

以下の状態異常が定義されています。

Blinded
盲目状態です。視界を必要とする能力値判定は自動失敗します。盲目状態の本人が攻撃する場合はDisadvantage、逆に攻撃される場合はAdvantageを与えます。
Charmed
魅了された状態です。Charmしてきた相手に被害を与えられなくなります。
Deafened
聴覚失調状態です。聴覚を必要とする能力値判定は自動的に失敗します。
Frightend
恐慌状態です。恐怖の源が視界内にある間は命中判定を含む判定にDisadvantageが付きます。恐怖の源に意識的に近付く事は出来ません。
Grappled
つかまれた状態です。移動速度が0になります。つかんでいる相手のリーチから離れられれば状態は終了します。
Incapaciated
無能状態です。4版のDazeに若干似ています。ActionとReactionが取れません。
Invisible
不可視状態です。通常の視覚では見る事が出来ません。不可視のクリーチャに対する攻撃にはDisadvantageが付き、逆はAdvantageです。
Paralyzed
麻痺状態です。この状態のクリーチャはIncapaciatedで且つ移動も会話も出来ません。Str/Dex判定は自動失敗します。麻痺状態のクリーチャに対する攻撃はAdvantageで、5ft以内からの攻撃は命中すると自動でクリティカルになります。
Petrified
石化状態です。体重が10倍になります。この状態のクリーはIncapaciatedで且つ移動も会話も周囲の状況を把握する事も出来ません。石化状態のクリーチャへの攻撃にはAdvantageが付きますが、全てのダメージに対してResistanceがあります。毒や病気も無効です。Str/Dex判定は自動失敗します。
Poisoned
毒にかかった状態です。命中判定と能力値判定にDisadvantageが付きます。
Prone
伏せ状態です。この状態のクリーチャはCrawl(這って移動)かTeleportでしか移動できません。立ち上がるのには移動力の半分を消費します。伏せ状態のクリーチャの攻撃にはDisadvantageです。伏せ状態のクリーチャの5ft以内からの攻撃にはAdvantageが付きます。それ以上離れた場所からの攻撃はDisadvantageです(Reach weaponで10ft先から攻撃する時もDisadvantageです)。
Restrained
拘束状態です。移動力が0になります。拘束状態のクリーチャへの攻撃はAdvantageで逆はDisadvantageです。Dex STにDisadvantageが付きます。
Stunned
朦朧状態です。この状態のクリーチャはIncapaciatedで且つ移動は出来ません。会話は訥々としか出来ません。Str/Dex判定は自動で失敗します。朦朧状態のクリーチャへの攻撃はAdvantageが付きます。
Unconsious
昏倒状態です。この状態のクリーはIncapaciatedで且つ移動も会話も周囲の状況を把握する事も出来ません。Proneになり手に持っていた物も落します。Str/Dex判定は自動で失敗します。昏倒状態のクリーチャに対する攻撃はAdvantageで、5ft以内からの攻撃は命中すると自動でクリティカルになります。
Exhaustion
疲労状態です。疲労には6段階があります。段階が上がるとそれ以下の効果は累積します。
  1. 能力値判定にDisadvantage
  2. 移動速度半減
  3. 命中判定とSTにDisadvantage
  4. 最大HP半減
  5. 移動速度が0
  6. 死亡

目次

0 件のコメント:

コメントを投稿