2015年12月5日土曜日

The Speaker in Dreams 5e 2 / GDQ 7 [27]

GDQ キャンペーンの 7 回目です。DM は死せる詩人。参加者は以下の通りです。

  • アルベルジュ, Paladin (Oath of Vengence) 4, Human, CG (Trithereon), そばさん
  • ヴァルト, Cleric (Tempest Domain) 4, Human, CG (Procan), 六平文吾さん
  • ギャンガ, Wizard (Abjurar) 4, Human, TN (Boccob), つかださん
  • ナヴァラン, Rogue1/Ranger3, Wood Elf, CG (Myhriss), いっちゃん
  • ジルダッド, Fighter (Eldritch Knight) 4, Half-Orc, NG (Celestian), 羽生さん
  • トム, Fighter (Champion) 4, Human, TN, 満月

前回は、町中で路上演劇を披露していた芸人を襲ったドロウエルフ達と交戦し、逃亡したドロウを追ってその隠れ家まで壊滅させた所で終わりました。ドロウの首領であるフレイムタン使いの戦士フェルガを気絶させて拘束したので、尋問する所から再開です。

ドロウを宿敵と定めるナヴァランが拷問を推し進めようとしたりして一悶着ありましたが、この場では殺さない (けど衛兵に突き出すけどね) という事で取引が成立して幾つかの情報を得ました。どうやらこのドロウの一団が最近町で発生していた連続殺人事件の犯人だったようです。

これで連続殺人事件は解決したので、もう一つの問題である町の衛兵隊長の行方不明事件を調べ始めます。関連各所、町での聞き込みなどで「現実のひだ」という書店の近くを隊長が調べていた事が分かりました。

早速その書店に向う一行。路地を歩いていると、突然空間がねじまがり奇妙な疑似生命体に襲われます。L サイズの紫色のヤツメウナギの頭に 10 本ばかりの触手が生えているという気持悪いクリーチャです。犬も歩けばモンスタに当たるとばかりに、一行が町を闊歩するとすぐに戦闘が発生するこの町の状況に驚愕しつつ、粛々と倒します。

この時点で恐らくレベルアップに足るだけの経験点が溜っていたので、一行を「このあたりで一回寝ておかない?」という雰囲気が支配しますが、折角近くまで来たんだし件の書店は調査しておこうぜ、という事に。やはり後悔は先に立たないのか。

現実のひだ書店は店内のあらゆる調度が全て微妙にずれていて、直角という角度は一つもなく入店した客の感覚を狂わせます。中には半分狂人なんじゃないかと思われる顔付きをした中年の店主が一人。客のふりをして書籍をみつつこっそり武器を抜こうとした一行ですが、呆けた顔の割に観察力の鋭い店主はこれを目敏く見付けると「強盗だあ」と悲鳴を上げて二階へ駆け上がります。

ここから乱戦の始まりです。実はこの店は怪しげな新興宗教の巣窟になっていて、

  • 一階: 店主、狂信者*1、ジバリングマウザ*1
  • 二階: 狂信者*2
  • 三階: 狂信者*1、教祖
  • 地下: 狂信者*4、ジバリングマウザ*1

という戦力がひしめいています。更に教祖は例の紫ヤツメウナギ型疑似生命体を召喚するのです。ジルダッドとトムが店主を追って二階へ、更にアルベルジュが何故か三階へ駆け上がったので、地下の戦力以外全てが一斉に動き始めました。狂信者は全員 4 レベルクレリック相当の術者で、ホールドパーソン、スピリチュアルウェポン、コマンドを連発して Wis の低い前衛陣を苦しめます。一階では後衛陣がジバリングマウザのオーラに苦慮するという状況。その中にグレータインビジビリティを使って姿を隠した教祖が、容赦無く呪文を打ち込んできます。前衛三人が同時に麻痺したりかなり危険な瞬間もありましたが、持てる資源全てを注ぎ込んでなんとか撃退しました。

プレイヤもキャラクタもくたくたになったので、キャラクタは Long Rest しつつプレイヤも Short Rest という名の珈琲休憩。これで全員 5 レベルになります。Extra Attack が入ったり 3 レベル呪文が入ったり、一気に強化されます。

宿で休んでいるとメッセンジャボーイが来て、一通の書状を渡してきました。冒険者達の活躍を祝した宴会への招待状です。署名には情報収集のおりに協力してくれた女ドワーフの職人シューマの名があります。翌日招待が本物であるか確認する為にシューマを訪ね、間違いなく本物の書状だと分かって一安心。各人夕方まで自由に過します。

祝宴はつつが無く終わりました。領主の妹も参加しており、その女性から各人に 600gp の価値のある首輪が贈与されたりもしました。そしてその宴会の帰り道——

ヘイ、ヒーロー

暗い路地から唐突に姿を現したそれはオーガメイジでした。皮肉げな調子で一行に声をかけるやいなや両の掌から放たれたコーンオブコールド 8d8 で 43 点。狙い誤たず 6 人の冒険者全員を範囲に収める御都合主義に憤りますが、イベントシーンをスキップするボタンはどこにもありません。殆ど全員が HP 一桁の状態から戦闘開始です。

オーガメイジの他にもドロウのアサシンや地獄のクレリック、レムレなどの戦力が路地裏から出現します。空を自由に飛び回るオーガメイジに苦戦しますが、覚えたての 3 レベル呪文からフライを出したりして応戦します。そんな中ヴァルトの新技披露。

「我が神、嵐を統べし者、空と海を股にかける偉大な船乗り! 我が血と魂を御身に捧ぐ!! (そこまで言ってない)。今一度我を助けたまえ!」

不吉な祝詞と共に出でたのはマキシマイズ・コールオブライトニング。3d10 で 30 点。オーガメイジは消し炭になりました。

やっぱり一行が町を歩けばモンスタに当たる事は確定的に明らかな様です。またしても全力で戦ったのでさっさと宿に帰って Long Rest。

翌朝。男爵より衝撃的な戒厳令の発令があった所で今日のセッションは終了です。

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