2016年4月20日水曜日

D&D5 版 Sage Advise 20160321

2016 年 3 月 21 日にウィザーズ社のサイトで公開された Sage Advise「 ANSWERS: MARCH 2016」の抄訳です。

● Class Features

Q1: ドルイドが金属製の鎧を着用したらどうなりますか。

ルール上、金属鎧を着用したドルイドがどうなるかの規定はありません。都度 DM に相談して何がどうなるのか決めて下さい。

● Spellcasting

Q2: 発動時間がボーナス・アクションの呪文を使ったターンは、初級呪文以外の呪文は使えないという呪文行使のルールがありますが、呪文によって発生したボーナス・アクションはどのように考えれば良いですか。

スピリチュアル・ウェポンを例に取ります。この呪文の発動時間はボーナス・アクションです。ですからスピリチュアル・ウェポンを行使したターンは他の非初級呪文は使えません。次のターン以降、スピリチュアル・ウェポンによって発生した武器で攻撃する事ができ、それにはボーナス・アクションが必要です。が、このボーナス・アクションは呪文の発動ではないので、このターンは非初級呪文も使う事が可能です。

● Spells

Q3: ディスペル・マジックは、例えばヴァンパイアの魅了の様な魔法の効果を打ち消せますか。

いいえ。ディスペル・マジックが打ち消すのは呪文の効果だけです。呪文ではない魔法の効果は打ち消しません。またマジックアイテムの効果も打ち消しませんが、マジックアイテムから行使された呪文の効果は打ち消します。スタッフ・オブ・パワーを使って例示します。ディスペル・マジックスタッフ・オブ・パワー自体に使っても何の効果も発揮しません。しかしスタッフ・オブ・パワーから行使されたホールド・モンスターの呪文に対して使えば、その効果を打ち消す事は可能です。

またディスペル・マジックは効果時間が瞬間の呪文には効果を発揮しません。

更に言うならばディスペル・マジックを待機アクションで利用してもカウンタースペル呪文と同様の効果にはなりません。ディスペル・マジックは既に作用している呪文を打ち消す呪文です。

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